ソフトウエアとデータファイル等の関係

ちょっと込み入った話ですが、A-Scopeとデータについての説明です。 A-Scopeのを使った処理の流れは次のようになります。
  1. 起動時にURLデータファイルを自動的に読み込む
  2. ホームページの更新日時を調査する
    日時の得られないページについては、ファイルサイズを調査する。
  3. 調査結果でデータファイルを更新する
  4. ブラウザにデータファイルを読み込みませる。
  5. 更新されたホームページにアクセスする
  6. 終了時に、現在の状況=ウインドウの大きさ、URL情報を自動的に保存する
    次の起動時に、前回と同じ状態になります。
    動作環境設定をよく把握していないと、思わぬ動作をすることがあります。

A-Scopeでは、サーバーから返されるLast-Modified:の時刻(グリニッジ標準時、日本時間との時差は9時間)を、前回調査した時刻と比較して、ファイルが更新されたかどうかを判断しています。
SSIやCGIを利用したページでは、更新時刻を返さない場合があります。
時刻が返されない場合については、ファイルサイズを調査して、サイズが変わっていた場合、ファイルが更新されたとしています。ただし、SSIやCGIを使っているページでは、カウンターやバーナーが毎回変わり、ファイルサイズが毎回変化するかもしれないので、あまり役にたちません。
私が試した200件のURLでは、約70%がこの時刻を返してくれます。
残り30%は、更新時刻に現在の時刻を返したり、ファイルの内容そのものを返したりします。


URLデータファイルについて

A-Scopeは、Netscape ver.3のブックマークファイル(bookmark.htm)や、インターネットエクスプローラの「お気に入りデータ」を読み込んで、URL情報とすることができます。

ブックマークを読み込んだ場合はただちに、別名でデータを保存して下さい。

テキストファイルで用意するときは、HTMLに従って、1行に1つのリンクと、リンクボタンを列挙したファイルを用意して下さい。
A-Scopeでこのファイルを読み込むことで、自動的にA-Scopeのデータファイルにします。
例えば、
<A HREF="http://www.rd.mmtr.or.jp/~endou/">えんどうのページ</A>
のような、URLとその説明をたくさん記述したファイルを用意すればOKです。
その他の項目はソフトウエアがデータ保存時に勝手に付けます。

基本的にテキストファイルですので、エディターやワープロで簡単に編集できます。
ファイル名は、BOOKMARK.HTM以外ならば何であってもかまいません。

データファイルは、HTMLファイルです。HTMLのコメントとしていろいろなデータを記録しています。
興味のある方はのぞいてみてください。
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